辻󠄀終活FP事務所

50代からのライフプランと終活を、分かりやすく、丁寧にお手伝いする山形県新庄市の相談所です。


【第13回】遺品整理の手順と進め方


家族が亡くなった後に行う「遺品整理」。
遺品整理は、単なる片付けではなく、故人の想いと向き合い、
残された家族の生活を整える大切な作業です。
しかし、実際には、
・遺品整理はいつから始めればよいのか
・どんな手順で進めればよいのか
・捨ててよい物・残すべき物の判断が難しい
と悩まれる方が多くいらっしゃるようです。
今回は、私自身が気になっているテーマである「遺品整理」について、 整理してみたいと思います。

■遺品整理はいつから始める? → 無理のないタイミングが大切
遺品整理は早く終わらせるべきと思われがちですが、

明確な期限はありません。
一般的には、
・葬儀や各種手続きが一段落してから
・気持ちが少し落ち着いてから
・親族間で話し合いができるタイミング 

で始める方が多いです。
心の整理が追い付かない状態で無理に進めると、

後悔につながることもあります。
遺品整理は、時間をかけて行っても問題ありません。

■遺品整理の手順① → 重要書類・貴重品を最優先で確認
遺品整理で最初に行うべきことは、重要書類や貴重品の確認です。
代表的なものには、
・遺言書
・通帳・キャッシュカード
・保険証券、年金関係書類
・不動産の権利書
・印鑑、身分証明書
などがあります。
これらは相続手続きや名義変更に必要となるため、

他の遺品とは分けて保管することが必要です。

■遺品整理の手順② → 「残す・処分する・迷う」に分けて整理
次に、遺品を以下の3つに分類していきます。
・残すもの:思い出の品、引き継ぐ財産、必要な生活用品
・処分するもの:使用予定のない衣類や日用品
・迷うもの:判断がつかず気持ちの整理が必要なもの
ポイントは、迷うものを無理に決断しないことです。
一時保管し、時間を置いてから判断することで後悔を防げます。

■遺品整理の手順③ → 処分・譲渡・供養の方法を選ぶ
処分すると決めた遺品についても、方法はさまざまです。
・自治体ルールに沿った廃棄
・親族・知人への譲渡
・リサイクルや寄付
・仏壇・写真などは供養を検討
特に、故人の想いがこもった品は、ご家族が納得できる形で
手放すことが大切です。

■遺品整理の手順④ → 専門家・遺品整理業者の活用も検討
次のような場合は、専門家や遺品整理業者の利用も有効です。
・遠方に住んでいて対応が難しい
・遺品の量が多く体力的に負担が大きい
・相続・不動産・お金の問題が絡んでいる

■遺品整理は生前整理・終活につながる大切な気づき
遺品整理を経験した多くの方が、「自分のときは、
家族に同じ負担をかけたくない」と感じているようです。
それが、生前整理や終活を考えるきっかけになります。
・何を残すか
・何を整理しておくか
・想いをどう伝えるか
遺品整理は、残された方のための整理であり、
同時に「これからの人生を整えるヒント」でもあります。

以上、遺品整理の手順と進め方について、整理してみました。
少しでも参考にして頂ければ幸いです。

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